札幌のホームページ制作費用はいくら?相場の目安と、見積もり・制作会社の比べ方を解説

札幌のホームページ制作費用はいくら?相場の目安と、見積もり・制作会社の比べ方を解説

札幌でホームページ制作の料金を調べ始めると、20万円台のプランから100万円を超えるものまで見つかり、どれが自社に合う水準なのか分からなくなります。この差の正体は、見積もりに含まれる作業の範囲です。ページ数、デザインの作り方、文章や写真を誰が用意するか、公開後の保守まで、どこまで任せるかが会社ごとに違うため、同じ「ホームページ制作」でも金額が数倍変わります。

弊社は2026年7月に、札幌市内で料金を公式サイトに公開している制作会社5社のプランを確認しました。その調査をもとに、この記事では札幌のホームページ制作費用の目安と、金額の差が生まれる8つの作業、同じ条件で見積もりを比べる方法を解説します。

先にお伝えすると、比べるべきは初期費用の安さより「初年度の総費用」です。原稿・写真・保守・社内の手間まで含めて同じ条件でそろえると、届いた見積書は自分で読めるようになります。

目次

札幌のホームページ制作費用の相場(2026年7月調査)

2026年7月20日に確認した札幌5社の公開料金を、規模別に整理すると次の幅になります。

プランの規模 公開されていた料金の幅
小規模・テンプレート型(5ページ前後) 22万〜32万円
標準・集客設計(10ページ前後) 40万〜70万円
本格・拡張型(20ページ規模) 70万〜120万円超
月額の保守・管理 月5,500円〜3.3万円
札幌のホームページ制作・初年度総費用の比較シート。初期制作費、原稿・撮影、機能、月額保守、社内工数を同じ欄で比較する
札幌のホームページ制作・初年度総費用の比較シート。画像をタップすると拡大できます。

税込・税別の表記は各社で異なるため、金額はおおよその幅として見てください。また、この幅を「札幌の相場は30万円くらい」のような一つの平均に丸めないことが大切です。今回の調査では、5社のうち1社が24か月の最低契約期間を設けており、初期費用は30万円を切るのに、月額とあわせた総額では50万円前後になる計算でした。安く見える金額には、たいてい理由があります。

札幌に限らない予算別の内訳や見積書の読み方は、ホームページ制作の費用相場で整理しています。

ここでひとつお断りがあります。弊社も札幌でホームページ制作を行う会社のため、この記事では特定の会社名を挙げた比較やランキングはしません。同業の立場で他社の優劣を語るのは公平ではないからです。その代わり、どの会社の見積書にも共通して使える「読み方」をお伝えします。次の章から、その読み方です。

初期費用ではなく「初年度の総費用」で比べる

見積もりを並べるときは、次の式で計算をそろえます。

初年度の総費用 = 初期制作費 + 原稿・撮影・機能などの追加費用 + 月額保守×12か月 + 社内で使う時間(担当者の人件費に換算して考えます)

見落とされやすいのが最後の「社内で使う時間」です。「原稿はお客様支給」という見積もりなら、サービス説明、会社情報、事例、写真選びを自社で用意することになります。担当者が何時間使うのか、確認する人は何人いるのか、公開後は誰が更新するのか。ここまで含めると、初期費用だけでは見えなかった負担の差が分かります。

札幌のホームページ制作費用を左右する8つの作業

金額の差は、次の8つの作業をどこまで含むかでほぼ説明できます。見積書に項目がない場合は「含まれていない」のか「別料金」なのかを確認してください。

1. 目的・対象者・ページ構成の設計

会社案内として信頼を確認してもらえればよいのか、問い合わせや採用まで増やしたいのかで、必要なページは変わります。ページ数の前に、誰が何を確認しに来るサイトなのかを決める工程です。

2. テンプレートかオリジナルデザインか

テンプレートは費用と期間を抑えやすく、早く公開したい場合に向きます。オリジナルは情報量や見せ方を事業に合わせられる分、設計と確認の工数が増えます。どちらが上ということではなく、自社の目的に必要な自由度で選びます。

3. 原稿を自社で書くか、取材・執筆まで頼むか

会社の強みやサービスの違いを言葉にする作業は、完成後の伝わり方を大きく左右します。取材時間、文字量、修正回数まで見積書に入っているかを確認してください。

4. 写真・動画を新しく撮るか

事務所、店舗、スタッフ、作業風景を撮影する場合は、撮影時間と点数、データの使い回し範囲を確認します。札幌市内で対面の取材や撮影をまとめやすいのは、地元の会社に頼む実務上の利点です。ただし撮影を外部に再委託する会社もあるため、所在地だけでは判断できません。

5. 自社で更新できる仕組みをどこまで作るか

お知らせだけを更新するのか、事例やスタッフ紹介、求人まで自社で追加するのかで、WordPress(※専門知識がなくてもページを更新できる、広く使われている仕組み)などの実装範囲が変わります。操作説明やマニュアルが付くかどうかで、公開後に社内で運用できるかも変わってきます。

6. フォーム・予約などの機能

問い合わせフォームひとつでも、項目数、自動返信、迷惑送信対策で費用は変わります。予約や決済、外部サービスとの連携が必要なら、画面だけでなく動作確認まで含めて見積もってもらいます。

7. 検索対策とアクセス計測の範囲

「SEO対策込み」(※SEO=検索結果で見つけてもらいやすくする取り組み)という一言では範囲が分かりません。ページタイトルの設定だけか、検索キーワードの調査やページ構成の設計、公開後にアクセスと問い合わせを計測する準備まで含むかを確認します。弊社が札幌のSEO対策・SEO支援で行う範囲も、ページに書き出しています。

8. 公開後の保守・更新・相談

サーバーやシステムの管理、バックアップ、軽微な修正、更新代行は、それぞれ別の作業です。月額に何が含まれ、月に何回まで対応してもらえるのか、超えた場合の単価、最低契約期間、解約後にサイトが残るのかまで確認します。

札幌の制作会社と全国の制作会社、どちらに頼むか

ホームページ制作はオンラインでも進められるので、札幌の会社に限定する必要はありません。分かれ目は「対面と撮影がどれだけ成果に効くか」です。

依頼先 向いている状況
札幌の制作会社 対面で事業を掘り下げたい。店舗・現場・スタッフの取材や撮影が必要。公開後も顔を合わせて相談したい
全国・リモートの制作会社 原稿や写真がそろっている。特定の業種や機能の実績を優先したい。打ち合わせはオンラインで完結できる
札幌の窓口+専門パートナー 取材や窓口は地元で、開発や撮影など専門作業は分担したい

「札幌だから安い」「大手だから安心」という決め方はおすすめしません。対面が効く工程と、専門性を優先する工程を分けて考えると、依頼先は自然に絞れます。

全面リニューアルを決める前に確認したいこと

依頼先を考える前に、もうひとつ手前の確認があります。そもそも全面的に作り直すべきなのか、という点です。デザインが古く見えることは、作り直しの十分な理由にはなりません。先に次を確認すると、直す範囲がずっと小さく済む場合があります。

  • サービス内容、料金の考え方、実績などの情報が現状と合っているか
  • 電話・フォーム・予約など、相談までの流れが分かりやすいか
  • スマートフォンの実機で、文字・ボタン・フォームが使えるか
  • ドメイン(※ホームページの住所にあたる契約)やサーバー(※土地にあたる契約)、更新の権限を自社で把握しているか
  • 必要なページを追加できる構造か

部分的な改善で足りるのか、土台から作り直すべきなのかを分けてから、見積もりを依頼してください。全面リニューアルする場合は、古いページから新しいページへの転送設定と、計測の引き継ぎが見積もりに含まれているかも確認が必要です。

相見積もりは「同じ条件をそろえる」ところから

複数の会社に見積もりを頼むときは、同じ内容を同じ文章で伝えます。一方には原稿作成込み、もう一方には原稿支給の前提で頼むと、合計金額を比べても意味がなくなるからです。伝える内容は、目的、見てほしい相手、必要なページ、原稿・写真の準備状況、予算と希望時期などです。伝えるべき12項目の詳細と、そのまま使える依頼文のひな形はホームページ制作の見積もり依頼で伝える12項目にまとめています。

届いた見積書は、金額の前に次の3点を確認してください。

「一式」の中身

「企画一式」「保守一式」のままでは比較できません。対象ページ、作業内容、修正回数、追加時の単価まで分けてもらいます。修正回数だけでなく、何を修正と数えるかも大事な確認点です。

ドメイン・サーバー・データの所有権

自社名義で契約するのか、制作会社の管理なのか。将来ほかの会社へ乗り換えるときに、ドメインやサイトのデータを引き渡してもらえるかは、契約前に書面で確かめます。

最低契約期間と解約後のサイトの扱い

初期費用が安い月額型では、最低契約期間の総額と、途中解約の条件、解約後にサイトが手元に残るのかを必ず確認します。解約と同時にホームページが消える契約も存在します。

弊社のホームページ制作は、現状を確認してから見積もる

弊社は、ホームページ制作の固定料金表を公開していません。現在のサイト、事業内容、競合、必要な文章・写真・機能、公開後の集客方法を確認してから、必要な範囲だけを見積もるためです。作らなくてよいものを売らないことを優先しています。事前調査とご相談は無料ですので、候補を比べる段階でお声がけいただいて構いません。

たとえば石狩市・札幌市北区周辺で大工直営のリフォームを手がける合同会社壱工房様では、代表おふたりの人柄と、仕事の様子が伝わるインタビュー動画を撮影し、トップページに掲載しました。あわせてLINE相談、見積もり診断、検索広告まで、相談につながる流れを一式で整えています。掲載の許可をいただいているので、動画も実際の画面も壱工房様の事例ページで公開しています。すべての会社に同じ構成をすすめる例ではなく、事業とお客様に合わせて組み合わせを変える、という弊社の進め方の例です(ホームページ制作・改善の支援内容もあわせてご覧ください)。

固定料金を出していない分、提案時には対象、作業、成果物、担当、追加費用の条件を必ず説明できる状態にします。そして弊社も、その比較の土俵に同じ条件で載せてください。全国的な費用の考え方はホームページ制作の費用相場でも整理しています。

札幌のホームページ制作についてよくある質問

札幌のホームページ制作費用はいくらですか?

会社によって含まれる作業が違うため、平均額はあまり当てになりません。2026年7月時点の札幌5社の公開料金では、5ページ前後のテンプレート型で22万円から、20ページ規模で120万円を超えるものまでありました。同じ条件の初年度総費用に直して比較してください。

札幌のホームページ作成に補助金は使えますか?

小規模事業者持続化補助金など、ホームページ作成の費用が対象に含まれる制度があります。ただし対象経費や上限、締切は公募の回ごとに変わるため、最新の公募要領での確認が必要です。弊社でも、補助金の利用を前提とした構成のご相談に対応しています。

文章や写真も依頼できますか?

対応する会社は多くあります。見積もりでは、取材時間、執筆量、撮影の点数、修正回数、データの利用範囲を確認してください。「原稿は自社で用意」のプランを選ぶ場合は、社内で使う時間も総費用に含めて考えます。

月額の保守費用は必ず必要ですか?

自社の体制によります。サーバー管理、バックアップ、システム更新、障害対応は誰かが行う必要があります。自社で対応できる範囲と外注する範囲を分け、月額に含まれる作業と対応の上限を確認してください。

制作期間はどれくらいですか?

ページ数、原稿・写真の準備、機能、確認する人数で変わります。短い納期がうたわれていても、素材がすべてそろってからの期間である場合があります。着手日、素材の締切、確認日、公開日を工程表に落としてもらうと安心です。

今のホームページは全面リニューアルすべきですか?

見た目だけでは判断できません。情報の正しさ、スマートフォンでの使いやすさ、相談までの流れ、更新の権限、ページ追加のしやすさを確認し、部分改善で足りる項目と土台から直す項目を分けてから決めることをおすすめします。

まとめ:札幌のホームページ制作は、初年度総費用と作業範囲で比べる

札幌のホームページ制作費用に、一つの決まった相場はありません。2026年7月の調査でも、テンプレート型の20万円台からオリジナル設計の100万円超まで、含まれる作業しだいで大きな幅がありました。

だからこそ、初期費用の安さではなく、原稿・撮影・機能・保守・社内の手間まで含めた初年度の総費用を、同じ条件でそろえて比べてください。あわせて、全面リニューアルありきにせず、いまのサイトで直せる範囲を先に確認すること。そして、ドメインやデータの所有権と解約条件を契約前に書面で確かめること。この3つを押さえれば、依頼後の行き違いはほとんど防げます。

この記事の調査について

料金の目安は、2026年7月20日に、札幌市内で料金を公式サイトに公開している制作会社5社のプランを弊社が確認して整理したものです。同業の立場から、社名と個別プランの評価は記載していません。税込・税別の表記も各社で異なります。料金や条件は改定されることがあるため、依頼時は必ず各社の最新の見積書と契約書で確認してください。

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この記事を書いた人

Web業界で7年以上、上場企業を含む全国のクライアントのWebマーケティングを支援。オンライン受発注サイトでは、449件すべてが「満足」評価(「残念」0件、2026年7月確認)。SEO・LLMO/AIO対策、ホームページ制作を通じて、中小企業のWeb集客と問い合わせ獲得を支援しています。

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