SEO対策をやめたらどうなる?止まる作業と残るもの、解約前に控える4つ

SEO会社への月額を、このまま払い続けるか迷っている。やめたら順位は一気に落ちるのか、案外何も変わらないのか。SEO会社に聞いても「続けたほうがいい」と言われそうで、判断の材料が足りない。
公開した記事やページが自社のサイトにあれば、やめた日に検索から消えることはまずありません。やめて最初に止まるのは毎月の作業です。検索の数字がいつどれだけ動くかは、サイトや時期で違います。
SEO支援を仕事にしている弊社の手元にあるのは、SEO会社との契約をやめた事例ではなく、自社の記事を書き直さなかった記録です。
本文を書き直していない32ページ(記事29本とお知らせ3本)の月間の表示回数(※検索結果に出た回数)は、2026年8月の2,114回から9月は1,037回、10月は439回へ減りました。8月のうちに減り始めていて、原因は1つに決められていません。
迷っている段階で手元に置いておきたい材料は、次の3つです。
- 何がどの順番で変わるかの見当
- やめても残るものと消えるものの区別
- 解約の前に控える権限・データ・記事の権利・計測の4項目
権限やデータの確認は、続けると決めた場合にも無駄になりません。
SEO対策をやめると、何がどの順番で変わるか
やめた直後に変わるのは、検索の数字ではなく人の作業です。続いて契約で決まっているものが動きます。検索の数字はその後に動くことがありますが、時期と幅は決まっていません。1と2は契約の一般的な話で、3は弊社の記録から分かる範囲です。
| 時期 | 何が変わるか |
|---|---|
| 1. 契約が終わる月 | 新しい記事、既存の記事の直し、毎月の報告、順位の記録、不具合の見張りのうち、契約に入っていた作業が止まる |
| 2. 契約で決めた日 | 依頼先の名義のアカウントやツール、依頼先の仕組みに載せたページ、月額で借りているリンクが使えなくなることがある |
| 3. その後 | 検索結果に出る回数が変わることがある。いつどれだけ変わるかは決まっていない |
クリックや問い合わせへの影響は、表示より遅れるのか同時に動くのかを含めて、弊社の記録では切り分けられていません。
解約の前に手を打てるのは1と2です。3は、解約したあとか、一部を止めて確かめます。だから準備は解約日から逆算して進め、検索の数字は解約前の値を控えます。
本文を書き直していない32ページで起きたこと【2026年8〜10月の記録】
対象は、2026年9月より前に公開していた記事29本とお知らせ3本です。もともとは9月2日のサイト名の変更を測るために固定したページで、更新を止める実験として始めたわけではありません。
大きな書き直しは8月前半で終わり、8月下旬までは公開直後の手直しが続きました。9月は新しい記事の公開に手を回していて、結果としてこの32ページの本文を書き直さないまま2か月がたちました。
書き直さなかったのは記事の本文で、サイトの別のページの作業は続けていました。SEO会社との契約をやめた場面とは条件が違います。弊社はSEOを自社で担当しています。契約をやめてサイト全体の手が止まる場合に、同じ数字になるとは限りません。
まったく触らなかったわけでもなく、同じ期間に次の変更が入っています。
- 9月2日:サイト名を短くしたので、全ページのタイトルの末尾が変わった
- 9月2日:著者欄の表記をそろえた
- 9月2日〜30日:ほかの記事への案内文や資料の案内を足し、一部の文を直した
- 10月29日:2本を書き直した(この2本の10月の表示は合わせて16回)
WordPressの保存履歴で9月2日より前と10月28日の本文を比べると、変わった中身は案内文と数文の修正で、字数の合計は約2%増でした。

8月から10月で約8割の減少ですが、8月は公開直後や書き直し直後のページが多くて高めに出ています。9月から見ると約6割の減少です。
クリックは8回、5回、6回で、表示のようには動いていません。月に10回にも届かない数なので、減らなかったとまでは言えません。
SEO会社の報告で平均順位だけが上がっていても、表示回数が減っていれば良くなったとは限りません。弊社の32ページでも、表示が減る間に平均順位(ページごとの値を表示回数で重みづけして計算)は16.5位から9.2位へ上がって見えました。検索語ごとの内訳は一部しか見えないので、理由までは断定できません。
週ごとに見ると、8月のうちに減り始め、10月後半も戻っていない

週ごとに並べると、表示は8月のうちに減り始めていました。8月最終週は前の週の679回から314回へ減りましたが、679回の週には8月17日に公開した3本が入っていて高めです。9月は週に200回台で、10月はさらに下がりました。
10月後半も戻っていません。サイト全体の1日の表示は、10月11日までの約116回から12日以降は約206回へ戻りましたが、同じ期間の32ページは約16回から約14回でした。
10月26日からの1週間は少し増えたものの、1週だけなので、戻り始めたとはまだ言えません。サイト全体の持ち直しは、主にこの32ページの外で起きています。
公開時期で分けると、8月から9月の減り方に差があった
32ページを公開時期で分けると、減り方に差がありました。
- 8月に公開したばかりの記事14本:9月に半分以下になり、10月は8月の約7分の1
- 7月までに公開した記事15本:9月は約3割減で、10月は8月の約4分の1
- お知らせ3本:減っていない(もともとの数が小さい)
ただ、差が出たのは8月から9月だけで、9月から10月は14本も15本も約6割減で並びました。15本のうち14本も8月前半に書き直した直後なので、日の浅さというより、8月に高かった分が先に戻ったと読むのが近いと見ています。
9月に公開した28本も、多くは10月に減った
9月に公開した28本も、10月28日まで本文をほとんど変えていません。こちらは3,027回から2,145回へ減り、クリックは55回から28回へ半分になりました。
28本のうち20本は減り、6本は増えています(約5倍に増えた記事も1本あります)。32ページの記事29本で増えたものは1本もありません。28本は9月3日から30日にかけて順に公開したので、9月は公開の途中の月です。減り方の割合を32ページとそのまま並べることはできません。
どちらの群も本文を書き直していないので、更新の有無の影響はここからは読めません。一方で、28本はクリックも半分になったので、「表示が減るだけで実害はない」とも言えません。
弊社はいま、更新した記事と更新していない記事を分けて比べる計測を始めています。11月末と12月末の数字を見て、この記事に書き足します。
減った原因の候補と、まだ分からないこと
原因の候補は1つではありません。同じ時期に重なっていて、弊社の記録だけでは切り分けられていません。
- 候補1:8月の数字が高かったこと。14本は公開したばかりで、15本のうち14本は8月前半に全面的に書き直した直後でした。8月最終週の減りには、この上振れが戻った分が入っていると見ています
- 候補2:本文を書き直さなかったこと。大きな書き直しは8月前半に終わっているので、8月下旬の減りにも関わっているかもしれません。どこまで効いたかは、更新を続けた記事と比べていないので測れていません
- 候補3:9月2日のサイト名の変更。全ページのタイトルが同時に変わりましたが、週ごとの表示は変更の前から減っていました。詳しくはタイトルの変更と検索順位の記事にまとめました
- 候補4:新しい記事を28本足したこと。自社の新しい記事に表示が移ったのかもしれませんが、確かめた検索語の中にはそれでは説明できないものもありました
- 候補5:Google側の変更。公式の履歴では、スパム対策の更新が8月18日から約3日間、9月24日から約14日間ありました。サイト全体の表示は10月前半に大きく落ちて後半に戻りましたが、32ページは戻っていません
- 候補6:検索する人の数や検索結果の形の変化。順位が下がっていないのに表示だけ減った検索語がありました。競合の動きは測っていません
この記録から「やめれば8割減る」とは言えません。同じように、「やめても影響はない」とも言えません。まだ分からないのは次の3つです。
- 本文を更新し続けていたら減らなかったのか(同じ条件で比べる相手がありません)
- 候補のうち、どれがいちばん効いたのか
- 問い合わせへの影響(記事ごとの記録を始めたのが10月5日で、9月までと比べられません)
ご自身の数字を読むときも、表示回数だけで決めず、同じ期間の問い合わせの件数と、その時期に変えたことを並べてみてください。Googleの更新と重なっていないかは、公式の履歴で確かめられます。
やめても残るもの、消えるもの
残るかどうかを分けるのは、作業の中身より、誰の名義か、契約に何と書いてあるかです。同じ記事でも、自社のサイトに載っていれば残り、依頼先の仕組みに載っていれば契約しだいで消えます。
自社のサイトと自社の名義にあるものは、やめたあとも残りやすいです。
- 公開済みの記事とページ、サイトの中のリンクと構成
- ほかのサイトから自然に張られたリンク
- 自社の名義のSearch Console(※Googleの無料の検索分析)とGA4(※Googleのアクセス解析)に残っている数字
- 事例や現場の写真など、自社にしかない情報
依頼先の手元にあるものは、契約しだいで消えます。
- 依頼先の名義のアカウントにある数字と設定
- 依頼先のツールにある順位の履歴やキーワードの一覧
- 依頼先の仕組みやサーバーに載せたページ
- 月額で借りているリンク
依頼先の仕組みに載せたサイトなら、解約後にサイトとデータがどうなるかの確かめ方はホームページのサブスク(月額制)のデメリットは?続ける・範囲を変える・やめるの決め方が詳しいです。
月額にリンクの費用が入っていると聞いたら、解約で外れるかどうかに加えて、どこにどんなリンクを張っているのかも聞いてみてください。Googleは、順位を上げるためにリンクを売り買いすることを、スパムに関するポリシーの対象にしています。
やめたあとも自社で続けられること
毎月の作業を全部引き継がなくても、次の3つを続けていれば、解約したあとの変化に気づけて、古い情報も残りにくくなります。
- 28日ごと(月に1回)、Search Consoleで表示回数とクリックを同じ条件で控える
- 料金、制度、連絡先など、古くなると困る情報だけ直す
- 問い合わせのときに、何を見て連絡したかを聞く
直す記事を絞ってよいと考えているのは、Googleが鮮度を評価する場面を、新しい情報が求められる検索として説明しているからです。料金や制度の記事は早めに直し、考え方を説明した記事は後回しで構いません。
内容を変えずに日付だけ新しくするのは避けます。Googleも、検索エンジン向けのコンテンツを見分ける問いの1つに挙げています。
解約の前に控える4つ
4つのうち先に確かめるのは権限です。ここがSEO会社の名義のままだと、データと計測を確かめる画面に入れないことがあります。一度に全部は大変なので、まず確認1の画面で、自社のアカウントが入っているかだけ確かめてください。
確認1:権限【誰の名義で入っているか】
次の画面で、自社のアカウントが管理者(Search Consoleは所有者、ビジネスプロフィールはオーナー)で入っているかを見ます。
- Search Console:設定の「ユーザーと権限」
- GA4:管理の「アカウントのアクセス管理」と「プロパティのアクセス管理」
- Googleビジネスプロフィール(地図に出る店舗情報):オーナーと管理者の一覧。新しく入ると一部の機能が使えるまで7日ほどかかるので、解約の直前に回さない
- WordPress:管理画面の「ユーザー」
画面に入れない場合は、依頼先に「Search ConsoleとGA4の所有者と管理者の一覧を送ってください」と頼めば分かります。
サーバーとドメインは、画面より契約者の名義を見ます。見方はホームページの管理会社は変更できる?変える前に確かめる名義・権利・契約と進め方が詳しいです。
Search Consoleは、所有者の種類まで見ます。所有権を証明した「確認済み所有者」が1人もいなくなると、誰も入れません。依頼先に自社のアカウントを足してもらっただけでは、確認済み所有者にはなりません。解約を決めたら、依頼先を外すまでの順番は次のとおりです。
- 自社のアカウントで所有権の確認を済ませ、確認済み所有者になる(確認用のファイルやタグをサイトに置くので、サイトを管理している人に頼む)
- データの保存を済ませる(確認2)
- 契約の終わりに合わせて、「ユーザーと権限」で依頼先のアカウントを外す
- 警告が出たら、案内に出る確認用のファイルやタグも消す(消さないと依頼先が権限を戻せる)
- 自社のアカウントで入れることを確かめる
GA4の計測タグやGoogleタグマネージャーのタグが所有権の確認に使われていることもあります。消せば計測も止まり、同じものを別のGoogleのサービスの確認に使っていれば、そちらにも影響します。消す前に何に使っているかをサイトを管理している人に確かめます。
GA4とビジネスプロフィールも、自社を管理者かオーナーとして足してから依頼先を外す順番は同じです。
確認2:データ【自社に残らない記録を受け取る】
Search Consoleの検索の数字は16か月分まで見られます。解約の前に期間を最長にして、ページ別と検索語別の表を書き出して保存します。
GA4は、細かく分析する画面で使えるデータの保持期間を設定で決めていて、通常は2か月か14か月です。標準のレポートはこの設定の影響を受けません。2か月のままなら14か月に変えておくと、細かい分析で遡れる期間が延びます。
依頼先の手元にしかない記録もあります。契約が続いている間に、次のものを渡してもらえるか聞いて受け取ります。渡せないと言われたものは、契約書の成果物の範囲を確かめます。
- 順位の記録と毎月の報告
- 狙っているキーワードの一覧と、記事の一覧
- 記事の構成案、原稿や画像の元データ
確認3:契約書【記事の権利と解約の条件】
記事の著作権は、原則として書いた側に生まれます。著作権は契約で譲渡できるので、自社のものになっているかは、代金を払ったかどうかではなく契約の定めで確かめます。
著作権を譲り受ける契約を結んでいても、文章を作り替えるときの権利は、契約に明記していないと元の権利者に残ると推定されます(著作権法第61条第2項)。
契約書で「著作権」「成果物」「解約」の条文を探して、次の項目を確かめます。
- 著作権そのものを譲り受ける契約か、使う範囲だけを決めた契約か
- 解約のあとも掲載を続けてよいか、自社で直してよいか
- 画像の素材の契約が誰の名義か
- 契約の期間と更新の決まり、いつまでに申し出るか
- 途中でやめる場合の定めがあるか
契約書に書いていなければ、依頼先に書面で確かめます。条文の読み方や違約金の判断に迷うときは、弁護士などの専門家に相談してください。
確認4:計測【解約前の数字を残す】
計測の設定が依頼先のアカウントの中にあると、解約で止まることがあります。Googleタグマネージャー(サイトに計測の仕組みを入れる道具)が誰の名義か、どのボタンやページを問い合わせとして数えているかを控えます。
もう1つ、直近3か月の表示回数とクリック、問い合わせの件数、解約する日を1枚に書きます。解約したあとの変化を読むときの基準になるからです。
続けるか、範囲を絞るか、やめるかの決め方
決めるときは順位だけでなく、始めてからの期間、問い合わせ、作業の中身を合わせて見ます。弊社なら次のように分けて考えます。
| いまの状況 | 考えられる判断 |
|---|---|
| 始めて3か月たっておらず、表示回数は増えている | 決めるのはまだ早い。確認する日を決めて続ける |
| 半年たっても表示回数も順位も動かず、理由の説明もない | やめる候補。先に、止まっている場所の説明を求める |
| 検索からの問い合わせがあり、どのページからか分かる | 続ける候補。作業の中身を説明できるなら続け、説明できなければそのページの作業に範囲を絞る |
| 数字は動いているが、月額で何をしてもらっているか説明できない | 作業の内訳を出してもらい、範囲を絞るか決める |
| 新しい記事の予定がなく、料金などの直しも自社でできる | やめる候補。解約の前に確認1〜4を済ませる |
| 自社で数字を見る人がいない | やめる前に見る人を決める。決まらなければ、確認と直しだけに範囲を絞る |
3か月たっても表示回数が増えないときに見る順番は、SEO対策の効果はいつから出る?効果が出るまでの期間と、その間に見る数字が詳しいです。
迷ったら、いまの会社に、期待できる結果とその時期、どう測るのかを聞き直してみてください。Googleも、SEO業者に聞く質問の例に挙げています。
弊社の32ページで足りなかったのは、更新を続ける比較の相手でした。いきなり全部をやめず、たとえば新しい記事だけ止めて直しは続ける形にできるか、いまの会社に聞いてみる方法もあります。
直すページと直さないページを分けておけば、自社の数字で比べられます。クリックの数が少ないうちは、表示回数で比べます。
次の会社を探すならSEO会社はどう選ぶ?Google公式の確認項目に沿った7つの基準と、契約前に聞く質問を解説が、費用を比べ直すならSEO対策の費用相場はいくら?月額・スポット・記事制作の料金の目安と、見積もりの比べ方を解説が材料になると思います。
どれを選ぶにしても、見直す日と戻す条件を数字で先に決めておきます。たとえば「28日ごとに見て、検索からの問い合わせが直近3か月の平均の半分を下回ったら再開を考える」のように書きます。数字は一例なので、自社の件数に合わせて決めてください。
弊社のSEO支援の進め方
弊社のSEO支援では、最初に範囲と期間を決めて、そこを集中して直します。その先の継続は、結果を見て必要なら別にご相談ください。
弊社はSEOのご依頼を受ける側です。それでも、検索から問い合わせが来ていて作業の中身も説明できる契約なら、いまの会社で続けるのがよいとお伝えします。
順位や問い合わせの件数はお約束していません。何をどこまで担当するかはSEO支援の内容に書いています。
SEO対策をやめることについてよくある質問
SEO対策をやめると、順位はすぐ落ちますか?
やめた日にまとめて落ちるとは考えにくいです。ただ、何か月でどこまで変わるかは、検索語ごとの競合や自社のページの状態で違います。弊社が本文を書き直していない32ページの記録(SEO会社との契約をやめた例ではありません)では、8月のうちに表示が減り始め、その後も減り続けました。原因は切り分けられていません。直近3か月の数字を控え、28日ごとに比べると自社の場合が見えてきます。
SEO会社を解約すると、作ってもらった記事は消えますか?
自社のサーバーとWordPressに載っていれば、解約だけで消えることは普通ありません。依頼先の仕組みやサーバーに載せている場合は、契約の定めで公開が止まることがあります。記事が残っていても、掲載を続けてよいかは著作権と契約の話なので、契約書の著作権と解約後の条文を確かめてください。
SEOはもう意味がないと聞きました。やめてもいいですか?
検索から問い合わせが来ているなら、意味がないとは言えません。一般論より、自社の問い合わせの数字で決めるのが確実です。来ているかどうか分からないなら、やめる前に、問い合わせのときに何を見たかを聞き始めると判断しやすくなります。AI検索との関係はLLMOとSEOの違いに書きました。
契約の途中でも解約できますか?
契約ごとに違うので、一律には言えません。まず、契約の期間と更新の決まり、いつまでに申し出るか、途中でやめる場合の定めを契約書で確かめます。契約書で読み取れないときは依頼先に書面で確かめ、違約金などの判断に迷うときは弁護士などの専門家に相談してください。
依頼先のアカウントは、いつ外せばいいですか?
自社のアカウントで管理できること(Search Consoleは確認済み所有者になっていること)と、データの保存が済んだことを確かめてから、契約の終わりに合わせて外します。順番が逆だと、自社で画面に入れなくなることがあります。Search Consoleは外したあとも権限を戻せる場合があるので、外すときに出る警告の案内まで見ます。
やめたあと再開すれば、元に戻りますか?
戻るとは言えません。弊社は10月末から一部の記事を書き直して測っていますが、まだ判定の前です。解約前の数字と解約した日が残っていれば、再開したあとの変化を同じ物差しで比べられます。
まとめ:続けるか決める前に、権限と直近3か月の数字を確かめる
SEO対策をやめて最初に止まるのは毎月の作業です。検索の数字がいつどれだけ動くかは決まっていません。弊社の32ページは8月から10月で表示が約8割減りました。8月の数字が高かった分も含み、原因は1つに決まっていません。SEO会社との契約をやめた事例でもありません。
続けるか迷っているなら、まずSearch ConsoleとGA4の権限の画面を開いて、自社のアカウントの役割を確かめてみてください。入れなければ、依頼先に一覧を頼みます。
次に直近3か月の表示回数とクリック、問い合わせの件数を1枚に書き、契約書で解約の申し出の期限を確かめます。そこまでそろえば、どれを選んでも、あとから自社の数字で比べられます。
参考にした公式情報
- Google 検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」(2026年11月6日確認)
- Google 検索セントラル「Google 検索ランキング システムのご紹介」(2026年11月6日確認)
- Google 検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」(2026年11月6日確認)
- Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」(2026年11月6日確認)
- Google Search Status Dashboard「History for Ranking」(2026年11月6日確認)
- Search Console ヘルプ「所有者、ユーザー、権限の管理」(2026年11月6日確認)
- Search Console ヘルプ「サイトの所有権を確認する」(2026年11月6日確認)
- Google Search Central Blog「新しい Search Console のご紹介」(2026年11月6日確認)
- アナリティクス ヘルプ「データの保持」(2026年11月6日確認)
- アナリティクス ヘルプ「アクセス権とデータ制限の管理」(2026年11月6日確認)
- Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールのオーナーと管理者を管理する」(2026年11月6日確認)
- e-Gov法令検索「著作権法」第17条・第61条(2026年11月6日確認)
